12月に入り、朝晩と肌で冬を感じるようになりました。
幼馴染から紙のお香があると聞いて注文した際に、偶然に見つけた Sana Maria NovellaのTavoletta di cera Pourri 。伝統的な製法で作られたポプリをワックスに閉じ込めたもの。
以前に嗅いで以降、いつかは本場イタリアで香りを聞こう思っていましたが香りが聞きたくなり入手しました。
箱を開けると重厚な香が流れてきて、自然に呼吸が深くなり時間の流れが変わります。
ただただ、香りを感じること。
世界最古の薬局としての歴史を誇るSanta Maria Novella。
創立者の修道士達が当時から創りあげてきた手法などを今も忠実に守り続けている。
現代のハーブやアロマセラピーも、元を辿れば遥か昔、当時の人々にとっては薬や生活の一部として
使われ、時にはそれらは生死をかけたものだったことが歴史を辿れば知ることが出来ます。
今こうして、嗜好品として手にしますが
このハーブやアロマオイルの香り、それらの歴史を忘れることは出来ません。
いつかイタリア、フィレンツェへ行く際に、その地の空気と共に必ず聞きたい香りです。