クリスマス前になると、あちらこちらでクリスマスツリーの準備が始まります。
３年前、初めてクリスマスツリーをファームへ連れて行ってもらった時は本当に驚きました。
ファーム敷地内には沢山の高さの異なるツリーが立っていて、その中から自分の好きなツリーを選び、切り、家へ持って帰ります。この木はファームで育てられ１年で大きくなります。
当初はクリスマスのためだけにツリーを切ることにかなり困惑しましたが、日本の大事な行事にも植物が欠かせない風習があるように、このツリーたちも大事なお役目があるということを知りました。
それからは、この木の素晴らしい香りと、冬の時期が来たことを感じさせてもらえるツリーに感謝し共に過ごします。そしてクリスマスツリーのお役目の後は、土へ戻され他の多くの植物へのお役目があることも知りました。
このクリスマスのツリーも、元は北欧の冬至の祭りに使われていた樫の木で、今のクリスマスツリーになるまでには宗教上のいろんな歴史があったようで、それを知るとまたいろんな思いがこのツリーには
あることが分かります。
当時、樫の木が生命の象徴だったと言われるように、毎年、この８フィートのツリーは元気に翌年の２〜３月まで我が家におります。美しい木の姿と香りに感謝し、こうして今年の冬を迎えます。
皆さんも素敵な冬をお過ごしください。