フランキンセンス 乳香
学名: Boswellia certerii
科名: カンラン科
産地:オマーン、ソマリア、エチオピア
部位:樹脂
私はフランキンセンスの樹脂を新月や満月、特に寒い冬の夜はフランキンセンスなど
樹脂、薫香の煙を楽しむのが好きでよくします。
甘い香りと、煙が立つのを眺めていると、なぜだか懐かしい場所を思い出すような
そんな感覚になります。
きっと寺院やお香などに使われることもあり、いろんな記憶が入り混じり香りと関係するのかもしれません。
ですがお寺や神社など行くと、気持ちよく、懐かしい場所に来たと思うのは私だけでしょうか?
フランキンセンスは、野生の樹を傷つけて樹液が固まった樹脂を削り集めるそうです。この染み出してくる樹脂は『ティアードロップ』魂の涙と呼ばれ、太古の人々は感情や魂の傷を癒したそうです。
アロマセラピーを習った当初にすぐに覚えたのは、乳香は肌にとても良いこと。
傷口にとても良く、少林寺拳法の塗る薬に使われている、、と覚えています。
炎症を抑える働きがスキンケアにも優れているのしょう。
実際に使用してきましたが、肌の傷、かさぶたが早くついたり、肌を柔らかくする効果はとても実感しています。
紀元前3000年の古代エジプト人がフランキンセンスを輸入していることもわかっており、宗教儀式のために多用され、イスラム教やキリスト教では主要な勲功として礼拝時に使用されるそうです。
この香りを嗅いでいろんな感覚になることでしょうし、皆が同じ経験をするかは分かりませんが、” 過去のネガティブな経験を手放せない人の為に使うと良い” とした人がいるとある書物で見ました。
キリスト生誕に錬金術師たちから贈り物として贈られたとして有名ですが、それらのことからも宗教には重要な香り。深い甘い香りは呼吸を深め、意識を特別な状態へと導いてくれる。多くの宗教が瞑想のために使われてきたことが分かります。
私は今夜は空間の浄化に焚いてみます。