学名:Cananga odorata
部位: 花
産地: マダガスカル、ジャワ、コモロ諸島、スマトラ
禁忌:血圧降下作用、低血圧の方は眠気やだるさを引き起こす可能性があります。
もう数十年前になりますが、アロマセラピースクールで嗅いだイランイランの香りに魅了され、早速精油を入手し、喜んで精油をディヒューザーで部屋に拡散しました。
が、、暫くすると頭痛と吐き気が、、
当時はまだアロマセラピーを学び始めたばかり。
イランイランの注意事項に、香りが強いので気分が悪くなったり頭痛が起きる場合もあるので、使用量、使用時間には注意すること、、と後で学びました。
それからイランイランの香りが苦手になり
暫く使えなくなった。
という苦い~思い出があります。
日本では、男性では、仕事をバリバリこなし、
女性では、物静かで、内向的だけど、芯が強い、きっちりと家事も仕事もこなし
手を抜かず、、そんなお客様が好んでいた印象があります。
血圧を下げる働き、副交感神経を高める働きがあるので
気持ちを緩められないほど張り詰めている人
その上でパニックになりがちな人に
楽観的になれない人に良い精油だと思うので使います。
緊張を緩める、ゆる〜く張ったものを和らげる、そんな感じです。
少〜しでも楽観的になれる。
この香りが優しく、ゆっくりと解放してくれる
そんな感じです。
このイランイラン、催淫作用があると言われ、インドネシアなどでは新婚のベットのにこの花が飾られることも頷けます。
去年秋頃から無償に欲しくなった香り。
それも、普段は私が身に着けない。
その香りは。。。。。じゃじゃ〜ん!シャネルNo5です。
そして、シャネルNo5の香りを嗅いだ瞬間に何を思い出したかと言うと
私の母の鏡台と、トイレ笑)
そう、母の鏡台の上と、なぜか我が家のトイレは
この香水瓶があったのです。
母が置いていたのですが、
私の記憶では、母はこの香りが好きではありませんでした笑)
だからトイレなのか?笑)
父は母にこの香りをまとって欲しかったのかな?
だから毎回贈っていたのかしら??
凄い謎 笑)今度、父に聞いてみよう。
シャネルNo5=トイレ
恐るべし香りの記憶。。。
そして、このイランイラン。
シャネルNo5にも使われていること。
母の好まなったシャネルNo5の香り
私が苦手だったイランイランの香り
今では、両方とも好きな香り。
私のイランイランの香りのイメージは、、、
情熱的で魅惑的な、重い、濃厚な、とても甘く、それでいて辛い笑)
天真爛漫に、自分の女性性を押しやらずに表現し
何も押し付けずいて、自由に解放されている。
私も官能的に女性性を開きましょう〜
そして、自分とゆったりと繋がりながら。。。
イランイランの香りは、きっと
ね、ゆっくりいこう。。と
あなたの肩をポンと叩いて力を解放してくれるんじゃないかな。。
そして、
うん、そうだね。
ゆっくりいこう。。。
と、肩の力が抜けて、少し気持ちが軽くなる
そう思います。