学名:Rosmarinus Officinalis
産地:モロッコ、スペイン、フランス、コルシカ島
部位:花の咲いた先端部分、葉、茎
先日、お友達のお庭に大きく育っているフレッシュなローズマリーを頂き、早速オリープオイル浸けにしました。一緒にガーリックや唐辛子なども入れると、とっても美しい香りのオイルが食卓に使えます。
どんどん大きく育つこのローズマリー。こちらアメリカでは生垣によく植えられていて
どんどん大きくなる低潅木で、綺麗なブルーの花を咲かせます。
この針のような葉の部分を触るとシャープな香りが立ち、頭をスッキリさせてくれます。
古代ギリシャでは記憶力を高めるとして髪にローズマリーの小枝を着けて勉強したと言われています。
そう、ローズマリーには沢山の叡智が詰まっております。
物忘れにも良いと言うことで、、どこに物をしまったのか思い出せない時にローズマリーの香りを拡散して、試したことがります。見つからない、あわあわしていた気持ちがスッキリと切り替わり、少し余裕が出来たからでしょうか、、、
暫くしてから、しまい込んだ場所を思い出しました。
それ以来、物探しにはローズマリーということを忘れ、、、
物を探している時の方が多いです。。。笑)
疲労感がなかなか取れない、、体が重い、、そんな時はバスソルトとして、エプソンソルトと一緒に入浴します。心身ともにリフレッシュ出来ますよ〜
そういった方への全身トリートメントでも使いますが、同じく効果が期待出来ます。
ローズマリーは細胞再生作用に優れていると言われ、解毒作用、循環促進、肝臓、そしてスキンケア、ヘアーケアにも効果的だと言われています。
お酢、ビネガーにローズマリーを漬け込み、リンスとして使用しています。
ダークな髪の色がとても艶やかになり、頭皮もしまる感じが私はするので好きです。
14世紀のハンガリーの女王エリザベスの痛風、麻痺の改善に錬金術師が処方したと言われる、タイム、ラベンダー、ミント、セージなどのハーブとブランデー、ローズウォーターを混ぜて作られた”ハンガリーウォーター”にも、ローズマリーも入っています。
その後、エリザベス女王が若い王子と結婚したそうで、この水は若返りの水とも言われました。化粧水、トニックウォーターの起源ですね。
ローズマリーオイルは3つのケモタイプがあり、CTカンファー、CTシネオール、CTベルベノンとケモタイプが3つあり、それぞれに目的に応じて使います。
CTシネオール:呼吸器障害、感染症など
CTカンファー:筋肉疲労、肩こり、筋肉痛、リウマチなど
CTベルベノン:スキン、ヘアケア、肝臓障害、抗うつ、抜け毛など
禁忌:てんかん、高血圧、乳幼児、妊婦、授乳期は避けること
皮膚への刺激はやや強い方ですが、ベルベノンは比較的マイルドであると言われています。
食するのも、心身にも頂けるこのローズマリー。見かけたらそっと香りを吸い込んで
みてください。どのような気持ちになるか是非感じてみてください♪