この夏、我が家のバジルは成長がたくましく、差し木をしては根が生え
どんどん増えています。イタリアン料理にはかかせないハーブの1つのように
あの地中海の海のクリアさ、強く陽気な太陽のイメージのある、嗅いだ瞬間から元気の
でる香りです。バジルを見かけては、あの葉を嗅ぐと一気に頭がスッキリする、そんな
経験や、バジルの香りが好きな方は多いのではないでしょうか?
インド原産の一年草で 分枝し夏から秋にかけて白い花を咲かせ、我が家も挿し木で
水に差しているバジルも、可愛く可憐な白い花を咲かせました。
私自身ここ数年の旅の時差ボケの際に部屋に拡散することが多いのですが
頭をシャープにしてくれるだけでなく、気管にも優れているだけあり、呼吸がしやすく
なりエネルギーをがみなぎる中にも、深くリラックスさせられ、頭の中がクリアになり
眠りにつくことが出来るのです。
バジルの持つ、精神を強く、頭をシャープにする作用は、トリートメントの際にも大変
活躍してくれます。
特に疲労が溜まりす過ぎ、精神的に疲れている、偏頭痛がする、抑うつ、不安症、神経
性の胃炎、このような時、彼らの持つ甘く元気の出る香りが助けてくれます。
ヨーロッパの方では柑橘系の精油とのブレンドで、心理的問題に使用されるオイルで
す。
和名は ”めぼうき” と呼ばれるそうで、江戸時代に中国から薬用として入り、バジ
ルの種子を目の中にいれると水分を吸って寒天状に膨れ、目のごみを拭い去ったことか
らの和名 ” 目のホウキ” 目の掃除ですよね。説にはバジルの種子を水に浸し目を洗った
ともあり。どちらにしても目の中に入ったゴミを掃除するものとして使用されていたの
ですね。
なんだか、チアシードに似ていますね。チアシードはミントの一種のチアの種
ですが。今度、是非バジルの種子を置いておき、”めぼうき”を実験してみたいです。
笑)
Basil Sseet
学名:Ocimum basilicum
科名:シソ科
原産国:インド、アジア
部位:花の咲いた先端部分、葉
*作用が強い精油なので使用過多、続けて使用には気を付けること。
*通経作用もあるので妊娠中、授乳中には使用は避ける。