サンディエゴから車で1時間〜2時間ほどで、ラベンダー畑がいくつかあります。
ここでは、だいたい5月~6月中まで畑がオープンになるので多くの人が訪れます。
何度目か訪れたことのあるラベンダー畑へ今年も。
可憐な花、この紫色、香り、全てにおいてダントツで人気が高い精油です。
それは、ラベンダーの持つ、痛みや、炎症を鎮め、正常化にする働き、
癒し、ヒーリング効果の大きさだと確信しています。
そして使用するにもとても安全な精油の1つであることも言えると思います。
実は私、アロマセラピストとしてお仕事を始めてからも、あまり好きではない香りでし
た。香りが身体へ入っていかない、、そんな感じだったように覚えています。
いつの頃から、この香りが好きになったのか、、それは自分の中での精神的な
自立の時期に重なるように思います。アロマセラピストとして経験を積む中で、この仕
事に対して自信も少しずつつき、文献だけでない経験や、確信を持て、自立出来た時に
この香りを感じることが出来たように思います。
ラベンダーは優しい香りの中に、清さと強さがあります。痛みや炎症のある部分、弱い
部分へ作用し、バランスを整えてくれる精油だけあり、"本当の優しさとは、それは決し
て依存し合う関係ではないということ。"それらを凛として教えてくれると私は思い
す。
それらは、フランスの医師ジャン.パルネ博士により、1950年代の戦地で兵士の負
傷へ使用され大きな効果があったことからもわかります。
本当の癒しとは。
ラベンダーの学名はラテン語で”洗う”を意味しますが
古代の人々は病室を浄化するのに、ラベンダーを焚いていたのだそうで
この香りは強く、新鮮で、全てのバランスを整える働きに 心身の疲れや肉体的な疲れ
に、多くの人を癒し、浄化するのだと思います。
フランスのある地方では万能薬として日常に使われるほど。
皮膚へは原液を塗布出来ますので、ちょっとした切り傷や、打ち身、火傷にと、我が家
でも救急箱の中にはラベンダーと私も学び、救急箱にはラベンダーと日常的に使用す頻
度が一番高い精油の1つです。旦那さんから、肩こり、頭痛、不眠の際に、ラベ
ンダーのリクエストがあります。
この精油の持つ鎮静作用は大きく、心へ体へ皮膚へ。
そうそう、豆乳にドライハーブのラベンダーを入れ温め飲むドリンクは
夜に心を鎮めたい時、私と旦那さんのお気に入りです。
ラベンダーの話をすると尽きませんが。。。。やはりブロヴァンズ高地産の真性ラベン
ダーの香りは最上級の品質だと思うのですが、いろんなラベンダーの香りを嗅ぎ比べる
も面白いです。
Lavender
学名:Lavendula anguvstifolia、
科名:シソ科
産地:フランス、イギリス、オーストラリア、ブルガリア
部位:花のついた先端部分
*低血圧の人には眠けやだるさを感じる可能性あり。使用注意。