2018年から 植物の命、魂の精油と一緒に行うワークショップ〜香りを聞く会〜は ”ハートと自分とつながる” をテーマにしています。
香りを聞く会を始めたのは、精油の持つ叡智が、私たちの身体だけではなく、心と魂へ働きかけてくれることと同時に、香りを感じることによって自分の感覚や感性、自分につながる1つの方法だと私自身が体験し、強く感じ、これを皆さんとシェアしたいと思ったからでした。
自分を感じること、ハートとつながること。感覚的、創造的、分け合う、統合する、表現する、これらは全て女性性、そしてハート、心臓の部分から繋がります。
愛のシンボルでもあるハート。まさしくそれです。全て女性性の持つ働きです。
このハートと自分が繋がっていない時、それは真実の自分自身ではないと私は思ってい
ます。
何故ならば、私自身が長い間、自分の女性性と向き合うことをしていませんでした。
私の時代もまだ、家系では男の子が産まれることを望まれ、私を産んだ時の母は
辛い思いをしたようでした。生まれて直ぐに、そのような集団意識から私の女性性への意識は始まりました。成長する中、当時の日本での、いわゆる男性が望む女性像に私は全くはまりませんでした。そして社会に出ると大きなポジションは男性ばかりで、ここでも集団意識の中で女性性を抑えることがどんどん大きくなりました。
私は苦手な競争社会へ、男性が選ぶ社会へ、努力しなけらばと無意識に自分の声を無視しながら、自分が周りと違うから合わないのだと、それらに合わせようと頑張りました。心と体がバラバラで、自分の声を聞かずにいますから、もちろん幸せのように見える生活や現実も、サワサワすることが大きくなり、それらが何か欠けているような感覚が常にありました。
自分の女性性、肉体的、精神面的、魂的に尊重せず大事にせず
自分の中で自分を感じず、自分を認めず、表現せず生きますから、ある時に私の魂がサインをくれました。
それは子宮頸癌が見つかったことでした。卵巣のあたりの違和感から数ヶ月、こちらで診察へ行きました。卵巣に問題はなく、子宮頸癌が見つかりました。数日後に手術の予約を言われましたが手術をしない事に決めました。
それは私の大好きな女性から、女性の部分がガンとなり魂が声を上げている事、女性性を抑える、自分を抑えるリレーションシップを真剣に正すべき時が来ていることだと、言ってもらえたからでした。このままだと魂が抜けていくんだ。。そう感じました。
当時のリレーションシップを終わりにし、それまで相手に使っていた時間を自分へと向けました。
仕事が終われば家に帰り、お風呂にゆっくり浸かったり。。人のケアだけを得意分野としていましたが、今まで自分へのケアを怠っていた分、自分のケアも意識しました。鍼の先生を紹介してもらい、鍼や漢方でバランスも整えていき、休みの日には女友達と海で時間を過ごしたり、CDを聴きながら眠りにつく、自分だけの時間を大切に過ごし数ヶ月後、セカンドオピニオンでの検査の結果問題は全て消えていました。ドクター勧めで再検査の三ヶ月後も何も見つからず、今もです。
その時に体験したこと、気づいたことは私のハートの部分を大きく変えてくれました。
女性である事、女性性、それら全てに、自分はそぐわないと決めつけていた長い時代が変容しました。精油の香りに対しても心身共に変わりました。
ワークショップのハートと繋がる精油の中に、メインの香りでもあるローズがあります。昔から花の香りの中では、好きな香りではありませんでした。
ローズの放つ女性性、華やかさ、優雅さ、美しさに、自分を遠のけていました。
自分と自分の中の女性性と繋がり始めると、今まで好きではなかった色合いや、花から抽出される香りもどんどん好きになっていきました。そして自分とも戦わずにいると
人にも大らかになれました。
このような経験から、自分と心とつながる大切さ。
女性性の表現力の大切さを常に感じれずにはいれないのです。
自分とハートと繋がる、自分を感じる1つの方法として、自分の感覚や感性を見つめ、その声を聞くことを植物香りの命と一緒に。
全ての女性と私への応援をこの植物の香り、エッセンスと一緒にお仕事をしています。
私自身、毎日、毎瞬、意識し自分と繋がり、今ここにいることを生きるようにしています。
皆さんと一緒に、どんどん周波数を上げて、自分自身、全てに統合出来たら。
それはなんて素晴らしい事なのだろうと思うのです。
争いや競争ではない、統合の安定した柔らかい世界。
それらは全て自分との繋がりから始まると。
そして、それはなんてパワフルなのだろうと。今も、これからはどんどんそのような世の中になっていくと信じています。
”香りを聞く会” 近日、サンディエゴで開催します。
楽しみです〜♪ はい、私が笑)
追伸:以前にバラについて書いたブログへ、たくさん質問を頂いたままで今日まで、お待たせしましたことごめんなさい。いつも読んで頂きありがとうございます。